寝汗は就寝前の体温を下げ、睡眠の質を高めていた!

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睡眠中の寝汗

成人の方で一晩にコップ1杯分(体重70kgの大人で約100cc)と言われています。ほどの寝汗をかくと言われています。寝汗には体温を下げ、眠りにつきやすい状態を作る効果があります。就寝前の体温によって、睡眠の質が大きく向上します。睡眠の質向上は体内時計と体温にあった!で、睡眠欲求が増加する理由や体温が睡眠の質に影響していることを説明しました。

寝汗の役割

入眠しやすい状態を作るために、汗をかいて深部体温を下げます(汗が蒸発するときに熱が奪われて体温が下がります)。就寝前から体温は下がり始めていますが、より深い睡眠を得るためには、さらに体温を0.5〜1℃ほど低下させる必要があります。寝汗は、快眠のための体温調節に重要な役割を果たしています。

また風邪で熱が高くなった時に汗が多くなるのは、体温を調節するためです。風邪の時の汗は、健康な状態に治そうとする生理現象です。

あまりにも寝汗が多いとき

あまりにも大量の寝汗は身体によくありません。体温が必要以上に低下し、睡眠の質が低下するだけでなく、不快感を生みます。睡眠中の不快感は何度も目を覚ましてしまい、寝不足の原因や頭がスッキリしない感じの不調を招きます。ひどい寝汗の原因には次のようなものがあります。

ストレス

過度なストレスは自律神経を乱し、気持ちの高ぶりや落ち込みなど不安定にさせます。この不安定な気分が交感神経と副交感神経のバランスを乱し、睡眠中の体温調整ができなくなるため大量の寝汗をかきます。

乱れた自律神経を整えるのに、入浴が効果的です。体温調節をスムーズに行うことができ、過度の寝汗を抑えることができます。また入眠時間を短くすることができ、寝つきの改善にも効果があります。

アルコール・カフェインの摂取

アルコールを摂取すると肝臓で水と二酸化炭素に分解され、汗や尿、呼気となって体外に排出されるため、寝汗が多くなります。

またコーヒーやお茶などに含まれるカフェインには利尿作用があり、体内から水分を排出する働きが強くなります。就寝前の摂取には注意しましょう。

更年期障害

加齢によりホルモンバランスが崩れ心身の不調を招く更年期障害。その症状の一つとして、多汗があります。昼夜問わず汗が出やすくなるため、就寝中でも多くの寝汗をかくようになります。最近は女性だけでなく男性の「更年期障害」もあり、寝汗以外にイライラや情緒不安定といった症状がみられます。

更年期障害による自律神経の乱れが体温調整機能を損なわせるため汗の量が多くなります。また朝方、暑くて目が覚めるのも体温調整機能の低下が原因です。

女性特有のホルモン変化

女性は生理前になると寝汗を多くかくことがあります。基礎体温が高くなる高温期に入るため、体温が0.3~0.5度上昇します。高くなった体温を下げるために、普段より汗の量が増えると考えられています。そのためツライ生理が終わると、症状が改善されてくることがほとんどです。

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