【ビタミンE】肌の老化を防止する!

ビタミンE

ビタミンEの働き

ビタミンDは油と仲良しな脂溶性ビタミンに分類され、細胞の老化を抑制する抗酸化作用があります。また末梢血管を拡張し、血液循環やホルモン分泌を整え、生殖機能を正常に維持します。

抗酸化作用で肌を若返らせる

ビタミンEは細胞の老化を招く活性酸素から守り、シミやシワなど肌の老化を抑える働きをします。私たちの身体は酸素と栄養素でエネルギーを生み出していますが、このとき一緒に生成された活性酸素も生成されます。この活性酸素の攻撃を受けて、細胞に弾力や活力を与えている不飽和脂肪酸が過酸化脂質に変化し、細胞の寿命を縮め、肌の老化が進行します。このとき十分なビタミンEがあると活性酸素の攻撃から細胞を守り、健康な細胞を維持することができます。この働きがビタミンEが若返りのビタミンとされる理由です。またビタミンA、C、B2などを摂取すると美肌効果が高くなります。

血行促進、生理機能維持

ビタミンEは細胞内だけでなく血液中にも存在し、血管の内壁の酸化を防止します。それに伴い血行が良くなり動脈硬化を予防し、脳卒中、心臓病、高血圧などのリスクを抑える効果が期待できます。また性ホルモンの生成を助け、生殖機能を守る働きがあり、更年期のホルモンバランスの崩れを改善する働きもあります。

必要量と含有量

ビタミンEの1日の必要量は、成人男性で約6.5mg、女性で約6.0mgとされています。現在の摂取量は成人男性が6.5mg前後、成人女性が6.4mg前後と必要量を満たしています。また摂取したビタミンEの3分の2は便として排泄されやすく、体内へ蓄積されにくいため、通常の食事で過剰症の心配は極めて低いです。

食品食品100gあたりのビタミンE量
アーモンド30.3mg
アンコの肝13.8mg
たらこ8.1mg
オリーブオイル7.4mg
かぼちゃ6.9mg
ひじき5.0mg
しそ3.9mg

不足すると

ビタミンEが不足すると未熟児で溶血性貧血を起こすことがある。ごくまれに神経障害を起こす場合がある。血行が悪くなることで、冷えや肩こり・しもやけなどの症状がおこりやすくなります。皮膚の色やつやが悪くなり、シミなどもできやすくなります。また、ホルモンバランスの乱れによって月経不順をおこしやすくなります。さらには、活性酸素による過酸化脂質の増加による影響から、動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中などのリスクが高まります。

  • カルシウムの吸収量低下
  • 骨粗鬆症

過剰になると

通常の食事で引き起こされることはないが、サプリメントなどで1日あたり成人男性で800mg前後、女性で650mg以上摂取すると過剰症となり、出血傾向が上昇するとされています。最近の研究では、過剰摂取により死亡率が上昇すると報告された。

  • 食欲不振
  • 嘔吐

併用すると良い栄養素

ビタミンA_オリーブオイル

脂溶性であるビタミンEは油と共に摂取るすると吸収率が高くなります。ただし脂肪分も一緒に摂取されてしまい、その油脂の酸化を防ぐためにビタミンEの必要量が増えてしまうので注意が必要です。

ビタミンC

活性酸素の攻撃を受けて抗酸化力を失ったビタミンEは、ビタミンCによって再び抗酸化力を取り戻すことができるため、ビタミンCと共に摂取することで抗酸化力を一段と高めることができます。

ビタミンEの吸収を阻害する要素

  • 喫煙
  • エビやカニなどの甲殻類に含まれるキトサンの過剰摂取
参考

厚生労働省、「統合医療」情報発信サイト

国立健康・栄養研究所

厚生労働省、「平成28年国民健康・栄養調査報告」

「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」 報告書

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