【塩素・コバルト】菜食主義者(ベジタリアン)は注意!

塩素の働き

塩素は食塩として食物から十分摂取されており、約60%は蓄積せず腎臓から体外に排泄されている。ただし現在、塩素は過剰摂取状態になっています。塩素には、胃液中の塩酸の成分となっており消化を促進させ、食欲を増加させる効果・肝臓の機能を助け老廃物を除去する・ペプシンを活性化させタンパク質の消化を促す効果があります。また血液中の血漿や細胞間液など細胞の外側にある体液中に存在し、細胞の中にある体液との浸透圧の調節をしています。

必要量と含有量

通常の食事で塩素が不足することはあまりありません。食塩として1日の必要量は、世界保健機構(WHO)では約6g以下とされています。しかし日本の食文化では非現実的なため、成人男性で10g前後、成人女性で8g前後とされています。そして現在の摂取量は成人男性で10g前後、成人女性で9g前後と必要量を満たしているため、サプリメントなどによる補給は必要ありません。

過剰になると

塩素は過剰に摂取しても発汗や腎臓で処理・排泄されるため、健康な人では通常の食生活で過剰症が問題となることは、ほとんどありません。しかし塩素濃度の高い水道水を長期間摂取すると健康・美容に関わる腸内細菌の繁殖が悪くなるといわれています。

  • 腸内細菌の繁殖妨害

コバルトの働き

人間の体内には約1.5㎎のコバルトが存在しています。このうち15%がビタミンB12の構成成分とされ、集中力を高める・記憶力を維持する・貧血の予防に役立つとされています。ただし残りの85%については働きが明らかにされていません。

必要量と含有量

コバルトは、肉、レバー、魚介類、乳製品などの動物性食品に多く含みます。また納豆、もやしなどにも含まれていますが、動物性食品に多く含まれるため、菜食主義者には不足しがちだといわれています。

過剰になると

コバルト過剰による症状の体現の知見は確認できませんでした。

参考

厚生労働省、「統合医療」情報発信サイト

国立健康・栄養研究所

厚生労働省、「平成28年国民健康・栄養調査報告」

「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」 報告書

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