【亜鉛】アンチエイジング!その他の効果と必要量

Zn

亜鉛の働き

亜鉛にはタンパク質の合成をサポートし新陳代謝やエネルギー代謝、免疫反応など、体内のさまざまな働きを支えています。男性にも女性にもたくさんのメリットがあります。

新陳代謝の活性化でアンチエイジング効果

亜鉛を摂取すると新たなタンパク質が合成され、新陳代謝がより活性化されます。髪の毛や肌の代謝が向上し、美髪・美肌効果につながります。また成長期の子供が十分なタンパク質を合成するために亜鉛は有効です!

抗酸化作用で生活習慣病の予防

亜鉛はビタミンAの働きをサポートします。ビタミンAには抗酸化作用を活性化し、脂質が酸化することを防ぎます。これによりアンチエイジング・生活習慣病予防にも効果が期待できます。

免疫力の向上

亜鉛が十分にあると風邪や感染症にかかりにくくなります。ビタミンAには抗酸化作用を活性化するだけでなく、粘膜を保護する効果があります。のどの痛みや鼻水・鼻づまりなどの症状を緩和してくれます。また白血球にも亜鉛が含まれているので、傷や病気の早期回復にも亜鉛は必要とされています。

味覚を正常に保つ

舌にある「味蕾(みらい)」という受容器官で味を感じ取ります。亜鉛はこの味蕾の細胞は次々と生まれ変わります。このときに必要な材料として亜鉛が利用されます。亜鉛を十分に補うことで、味蕾の働きを保つことができます。

生殖機能の改善

男性の前立腺・精子に亜鉛は多く存在し、新たに生み出すには亜鉛が必ず利用される。十分な亜鉛を摂取していることで、生殖機能の改善に役立ちます。

鬱状態の緩和

記憶力や感情コントロールが正常に働くには、神経伝達物質が必要です。この神経伝達物質の合成には亜鉛が必要とされます。亜鉛が不足していると神経細胞の伝達がスムーズに進行しないため脳の機能が低下し、うつ状態になると考えられています。亜鉛が体内に十分にあることで、精神安定や脳の機能を高め、うつ状態の緩和に効果があるとされています。

摂取量と含有量

亜鉛の1日の摂取量の推奨は、成人男性が10mg、成人女性が8mgです。

食品食品100gあたりの亜鉛の量
かき(生)13.3mg
牛ひき肉7.6mg
いわし(煮干し)7.2mg
豚レバー6.9mg
かに4.2mg
うなぎ2.7mg
しじみ2.1mg
納豆1.9mg

不足すると

  • 肌荒れ、髪の毛の艶の低下
  • 風邪などの軽い病気にかかりやすくなる
  • 貧血や脱毛症の進行

過剰になると

サプリメント、または亜鉛強化食品などで1日2g以上摂取した場合、急性中毒を発生してムカつき、嘔吐、食欲不振、下痢などが起こる可能性があります。また継続して過剰量を摂取していると、必須ミネラルである鉄や銅の吸収を阻害することがあります。亜鉛不足由来の貧血や免疫機能の低下、代謝異常が過剰摂取でも起こるので注意しましょう。さらに過剰摂取は泌尿器・生殖器系などにも悪影響を及ぼす可能性もあるという報告もあります。

併用すると良い栄養素

亜鉛の腸管吸収率は約30%前後とされています。吸収をよくするためにビタミンCを含む食品と同時に摂取してみましょう。レモンやかぼす、柚子などのかんきつ類を添える工夫もおすすめです。

亜鉛

クエン酸とリンゴ酸

クエン酸やリンゴ酸にはミネラル全てを吸収しやすい状態にするキレート作用を持っており、最適な要素として知られています。 吸収されにくい亜鉛をクエン酸やリンゴ酸で覆うことで吸収されやすい状態にすることをキレート作用と呼び、本来の吸収率から数倍改善することができます。

ビタミンC

ビタミンCはクエン酸の持つキレート作用の効果を高めてくれるため、亜鉛の吸収率をさらに上げることができます。

動物性たんぱく質

たんぱく質を多く含む肉類・魚類・卵などを一緒に摂取したり、あるいは前後に補給したりすると亜鉛吸収率を高めることができます。また食物繊維による亜鉛の吸収抑制効果を押さえる働きも期待できるため非常に効果的です。

参考:厚生労働省、「統合医療」情報発信サイト

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